いくら、幼なじみだからって、これじゃただのパシリじゃん。 相変わらず鍵が開いてるドアを開けて、部屋に直行した。 「瞬二…?」 この間は、グッスリ寝てたけど、今日は起きてる。 「また、お前かよ…」 ゼイゼイ苦しそうに横になったまま、顔だけあたしに向けた。 「大丈夫?雨の中サッカーしてたから、風邪ひいたんでしょ?」 「嫌み言いに来ただけなら、帰れよ」