やっぱり、瞬二はあたしが好きなんでしょ? なんて、今は思う余裕がない。 「じゃ、じゃあ、アーンして?」 ヤバッ。 手が震える。 「アーン」 よくよく考えたら、おままごとですら、あの頃からしてないのに。 さすがに、これは緊張するわ。 「もう一口ちょうだい」 「う、うん…」 と、その時だった。 あたしのケータイに、メールが来た。