「いよいよだな」 写真コンクールの発表式が来た いつものような服装ではなく、清楚な服装をする ネクタイなんかここ3年、全くしてなかったので、出来るか心配だった 「あれ?どうするんだっけ…」 心配は的中し、控室で1人格闘していた どれくらい経っただろう… 気付けば発表式まで、あと10分に迫っていた 「やっば…、どうしよう…」 あいにく、控室には俺一人しかいなく、頼める相手もいるはずもない ネクタイを結ぶことを諦め、ドアノブに手をかけようとした時、ドアが開いた