「有川 空(arikawa sora) っていう名前らしい」 ―――空・・・・・・? 『それ、本当か?』 僕は信じられなかった。 確かに両親が殺されて、祖母の家はこの町にある。 まさか・・・ まさか僕を追い掛けて来るなんて・・・ 「おう。本当さ。 何?知り合いなのか?」 『まぁな。 昔よく遊んでた仲。』 僕は隆雅には何でも話しているつもり。 だから隠すこともなく普通に話した。 隆雅もびっくりした表情を僕に見せた。