「晴香…こう考えないかい?晴香が俺とこうなったことででも、祐輝さんに抱かれたい…もう一度愛情かけてほしい…頑張ったけど、気持ちが届かなかった。それで晴香の気持ちが動いたなら、祐輝さんにも原因はあったんだよ。まして、俺達のこと以外のことで、晴香を傷つけるような行動をしたんだ…晴香ばかりが悪いわけじゃないよ…自分を責めないで」


「でも…世利の父親は祐輝で…」


「晴香…今日はもうやめよう。また気持ち辛くなったら困るから、眠れなくても、目を閉じて、気持ち休めなさい」


「うん…」


「明日、両親達に少し任せてみよう。今の状況は、当人同士じゃ無理だって言ってたから~」


「……」


「世利ちゃんも、きっと晴香の気持ち理解してくれてるから…色々方法考えよう」


「うん…」