へんたーい君の今年の目標

「投票?何だそれ?
俺は投票なんてしてないぞ」


俺がそう言うと
変態野郎は俺につかみかかってきた。


「やっぱりお前のせいか!


一票差で落ちていたら
どうしてくれるんだ!


ああ!


振付を練習して総選挙の日に備えた
僕の日々を返してくれ!」



何?


総選挙?
振付?


まさか…


俺は今年の初めに
奴が恐るべき野望を口にした事を思い出した。



そのどす黒い野望。


それは…