まだ熱と感触を持っている首筋。

赤くなった手首。



「なんで…っ…?」



“一番誤解してるのは

きっと雪乃ちゃん―――”



分からない。


分からないです、先輩…。



「…好き、です……」




分かることは、ただこの想いだけ―――。