その姿は女神がいるのではないかと思ってしまう程綺麗で、儚げで 自分だけのものにして 消え入りそうな春奈を 守りたい… 無意識に想った 俺が無理矢理花嫁にしたから泣いているのだと考えると 胸が苦しかった… ―…どうも春奈の事になると胸が騒いだり苦しくなったり… ――変だ… これ以上見ていると 俺が俺でなくなってしまう… そう直感し城の中に戻った…