「私達が貴方を辛い思いにさせたのならおあいこよ!! ここからはまだ出られないかもしれないからもう少し我慢してね」 「っありがとうございます!!」 「じゃぁ、行くね!」 私は立ち上がりロストさんに微笑みかけ牢屋の階段をかけ上がった ――なんて心優しい方 なんだ… 俺はあんな人を殺そうと していたのか… これからは、命に代えてもあの二人の幸せを守って見せる… そう誓ったロストだった…