俺がこの大学にこだわるのには 理由があるのだ。 物心ついたときから 俺の中の正義のヒーローであった父親に 少しずつでも近づいていきたい。 1人の人間として 1人の男として 1人の父親として 1人の弁護士として いつだって父親は 俺の目標であり、夢だった。 本気で正義のヒーローだと 思っていた。