「やったああああああああああああああああああああああ」

喜んでいるのは何故かヒナちゃん…。

「ひ…ヒナー…?」

「これでアリスちゃんはあたしの義妹ねっ!!」

「そうだけど…?」

「お願いします…」

ぺこっと頭を下げる。

「やーだー超可愛い−!!」

「日向…ヒナちゃんってこんなキャラだっけ…?」

「いや…僕にもわかりません…」

「あ、日向アリスちゃん送っていってあげなさい」

「アリス、帰りましょうか」

ニコっと笑って、手を差し出す日向。

その手を握って、

「うんっ」

笑顔でそう返した。