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目を覚ますと気持ちよさそうに寝ている杏莉の姿


そして、所々に目立つ赤い痕


杏莉なりに一生懸命俺の想いに答えてくれた


そんな姿が愛おしい


杏莉は杏莉


今まで俺が接して来た人とは違う


杏莉は本気で愛したいって思った


「…んっ?」


「おはよう」


「おはよ…」


挨拶をしたらすぐに顔を隠した


「恥ずかしがらなくて良いから」


「恥ずかしいもん」


どんな行動も可愛く思えて抱きしめる


「可愛かったよ?」


「そんなふうに言ってくれるのは優斗だけ…。」

ニコッと笑って杏莉からキスしてくれた


めっちゃ嬉しいんですけど…。


「優斗、あたしを選んでくれてありがとう」


「俺こそ好きになってくれてありがとう」


俺達は自然にキスを交わしていた