【完】想うのはこれから先も君ひとり

「学校は…?」


普段だったら学校があるはず


もうすぐ冬休みだけど…


「ちょっと早めに冬休みにさせてもらってきた」


「まぁ、俺んちで良かったらゆっくりしてな。」


「ありがとう。急に押し掛けてごめんね」


今は夕依の居場所も作ってあげなきゃいけないと思った


杏莉も夕依が居た方が笑う回数が増えるだろうしな。


「2人で何話してるの?」


髪の毛を乾かしながら杏莉が戻って来た


「ちょっと世間話。杏莉、使ってないルームウェアあったよな?夕依に貸してやれ」


荷物は持ってきたといっても必要最低限の物だろうし。


「うん、良いよ。でも、どうして?」


“理由は後から話す”とだけ言い、お風呂場の場所などを教えた


「ゆっくり温まって来いよ。」


「ありがとう」


俺は杏莉を連れリビングへ戻った