「じゃあ、今からでも勉強するかい?お店に来て観察しつつ勉強すると良いよ」


「良いの?」


「あぁ、構わないよ。お店においで。ちょっと手伝ったりしてもらうけどな。」


まさか、やりたいことが出来るなんて思わなかったから嬉しい


「杏莉、良かったな」


あたしは小さく頷いた


「優斗君も来てみると良いよ。未優ちゃんの働きぶりを見にね」


「いつか、杏莉と一緒にお邪魔しますね。」


それからもいろんな話をした


優斗とお父さんも意気投合したみたいで盛り上がっていた


「じゃあ、そろそろ帰るわ。家の場所、覚えたからまたお邪魔して良いかい?」


「はい、是非。また遊びに来て下さいね」


「杏莉、また連絡するから」


お父さんはあたしの頭を撫でて帰って行った


優斗と2人…安心して抱きついた