「今日の杏莉は甘えん坊だね」


「甘えてくれるのは嬉しいけどな。これ、愛花に持って行って」


俺のお願いに小さく頷いて愛花に持って行く


「ありがとう」


杏莉はほとんど話そうとしない


俺らの問い掛けに頷くだけ。


最近、いろいろと続いたから精神的に堪えてるんだろう


床に座ってヨーグルトを食べる杏莉を後ろから抱きしめる


「2人ともラブラブだよな。まぁ、優斗が杏莉ちゃんを好きなのは良く分かるけど…。」


こんな風に出来るのは信頼している優雅と愛花だから。


愛花もヨーグルトを食べ終えると優雅に抱きしめられていた


「優斗、ごめんね…。甘えちゃって。」


「杏莉はもっと甘えて良いよ」


“そうだよ”という愛花


俺達はゆっくりしながら4人で他愛のない話をして時間を潰した