【完】想うのはこれから先も君ひとり

「優斗、ちゃんと謝りなさいよ…。」


「分かってるよ。まさかキスしてくるとは思わなかったけどな」


「泉実に隙をつかれてキスされるなんてお前もまだまだだな。」


愛花と優雅に軽く説教を受け帰宅した


杏莉はいつの間にか眠っていたようだ。


「じゃあ、俺達は戻るから。荷物は置いとくからな?鮎川に説教受けるのは嫌だし」


珍しく優雅が素直だ


「ちゃんと杏莉の傍に居なさいね」


言いたいことだけ言って愛花達は戻って行った


荷物は玄関に置いたままにして杏莉を寝かせに行く


キツくないようにブレザーを脱がしハンガーに袖を通す


そして、荷物をリビングへと運ぶ


再び、杏莉のところへ戻り隣に寝転がってみる


「…ん?優斗?」


「杏、大丈夫か?」


俺は杏莉の頭を撫でながら訊ねる