一通りの家事が終わりここからは杏莉との2人きりの時間


2人でゆっくり出来るように俺の部屋に行く


「杏莉、明日の準備は済んだか?」


小さく頷いた杏莉


明日は学校行きだから早めに準備しないとな。


愛花からの質問攻めは間違えない


「杏莉、付き合わせて悪かったな。」


「ううん。気にしなくて良いよ…少しは落ち着いた?」


杏莉は優しいから自分のことより俺のことを考える


「いっぱい傷付けたな」


たくさんの痣になってるのを見ると本当に申し訳ない


「優斗1人で抱え込んでほしくなかったの。あたしに出来ることをやっただけだよ?」


その杏莉の心遣いが嬉しくて優しく抱き寄せた


「ありがとうな…」


杏莉には感謝しきれないくらい世話になってる


杏莉が居なければ今の俺はいない