【完】想うのはこれから先も君ひとり

「本当に両親なんですよね?受け入れるのに時間掛かりますがそれでも構いませんか?」


2人して小さく頷いた


「敬語じゃなくて良いのに…」


と母さんは呟いているが敬語が抜けない


いくら両親だからと言っても会ったことのない人だから…


「今日は泊まっていくと良い。杏莉ちゃんも眠っているようだしな」


「でも、着替えが…」


必要最低限の物しか持っていない俺達。


「大丈夫。杏莉ちゃんの着替えは買ってあるし、優斗とお父さんは好みが一緒だから借りれば良いよ」


しっかりと杏莉の分は準備してあるんだな。


「じゃあ、杏莉ちゃんが起きると可哀想だからあたし達は行くわね」


それだけ告げると姉貴達は出て行った


相変わらず、慌ただしい奴らだな


「優斗…ちゃんと話し出来た?」


コイツ起きてたんだな。