【完】想うのはこれから先も君ひとり

「ちゃんと謝って何かお礼しなさいよ」


姉貴は最後にそう言った


「優斗、杏莉ちゃんは貴方の大事な人でしょ?優斗のことちゃんと考えてくれてるじゃない。だから尚更大事にしなさい」


母さんの言ってくれる言葉には説得力があった


「杏莉ちゃんは奥の部屋に居るわ」


姉貴に案内され奥の部屋に行く


そこには親父もいた


「とりあえず、打撲だけで済んでる。今は気を失ってるだけでそのうち目を覚ますさ」


親父の言葉を聞き安心した俺。


「優斗、受け入れられないのは分かる。だけど人を傷付けるようなことはするな」


「はい。ごめんなさい」


親父はポンポンと俺の頭を撫でて出て行った


「あんたは杏莉ちゃんの傍に居なさい。杏莉ちゃんも目が覚めてあんたが居た方が良いだろうし」


杏莉が起きたら謝らなければ…