【完】想うのはこれから先も君ひとり

「優斗ー?居るなら出迎えなさいよ!!」


姉貴が言ってることは気にしない


今は不安だから杏莉を抱きしめて温もりを感じていたい


「未優さん、おはよーございます。今はこのままそっとしてあげて下さい」


「杏莉ちゃんが言うなら仕方ないか。いちゃつくのは良いけど今はほどほどにね」


「姉貴、片づけといて」


“仕方ないわね。片づけといてあげる”


という姉貴の返事を聞き俺は杏莉を連れて自分の部屋に行く


そして部屋に入ったと同時に杏莉に深い口付けをする


「んっ///ゆ…とっ」


杏莉に触れていないと自分ではコントロール出来ないような気がした


「優斗も不安なんだよね?後でいっぱい構って?」


「分かった」


すると杏莉が一生懸命背伸びをしてキスをしてくれた


「今はこれだけで我慢ね」


と笑って落ち着かせてくれた