【完】想うのはこれから先も君ひとり

「キスして…?」


真っ赤になりながら可愛くねだる杏莉


甘えてくれる杏莉が愛おしい


何も言わずに杏莉の唇を塞ぐ


優しく、甘く…そして深く


一生懸命、応えてくれる俺の愛しい人


普段だったら嫌がるけど今日は嫌がらなかった


杏莉にしか分からないところにマーキングをする


「優斗…。好き」


小さい声だけどはっきりと聞こえた


その言葉を聞き嬉しくなる


「愛してる」


耳元で囁くと俺に抱きつくようにして顔を隠した


「今日は疲れただろ?」


杏莉なりにたくさん気を遣ったはず


いくら親でも…。


「ゆっくり休んで良いよ。」


俺は杏莉ね頭を撫で続けた


そのうちリズム良く寝息が聞こえだし疲れてたんだと実感する


杏莉の寝顔は落ち着いていた


そんな杏莉の寝顔を見ながら眠ったのだった