優斗と旅行に行ってから数日が経った


いろいろと災難はあったけど楽しい時間だった


帰ってきた翌日に荷物が届き愛花達にお土産を渡したら喜んでくれた


優雅君にもちゃんと買ってきた


そして、今は学校も終わり優斗と一緒に帰宅し優斗は夕飯の準備、あたしは絵を描いていた


“手伝う”って言ったのに“疲れただろうからゆっくりしとけ”って言われて絵を描いている


あたしの身体を心配してくれる優斗は本当に心強い人


-----ピンポーン


インターフォンがなった


……お客さんかな?


「杏莉、ほら」


優斗は大きい箱をあたしが使っている部屋へと運んできた


「あたしに…?」


「あぁ…開けてみ?俺は準備してるから」


優斗は急いで戻っていった


開けてみると大きなテディベア


……杏莉へ。


手紙も入っている