【完】想うのはこれから先も君ひとり

「優雅、あんただけ夜ご飯抜きにするよ?」


すると優雅の顔色が変わった


「ごめんなさい」


「優雅、ちゃんと瑠夏の言うこと聞けよ。捺稀から倍返しで怒られること覚悟なら言うこと聞かなくても良いけど」


丈瑠さんに言われ黙った優雅


そういえば、捺稀さんって圭輔さんと優雅には厳しいんだった


「優斗、あたしも寝る」


「じゃあ、頭は此処な?」


俺は膝に手を置いた


さっき、キツそうに寝てたから膝枕してあげようと考えた


「杏莉、あたし達まだ買い物するし眠かったら寝て良いよ。楽な態勢で寝なさい」


瑠夏さんは杏莉の異変に気づいたらしく言っていた


「優雅、お前手伝え。」


「なんで俺が?優斗だって居るじゃん」


丈瑠さんにこき使われるな…


優雅、ドンマイ。お疲れさん