【完】想うのはこれから先も君ひとり

「杏莉!!」


教室の中には愛花と優雅も来ていた


「優斗!!夕依!!お帰り」


杏莉は俺達に抱き付いて来た


「杏莉も変わってないね。まぁ、そこも可愛いとこだけど。」


夕依は杏莉の頭を撫でながら呟いていた


「杏莉、紹介してくれる?」


「あっ、うん!!」


夕依の問いかけに杏莉は愛花達の紹介をし始めた


「転校先の学校で仲良くしてもらってる小野寺愛花ちゃんと篠崎優雅君だよ。」


紹介するのが恥ずかしそうだ


「小野寺愛花です。宜しくね」


「篠崎優雅です。宜しく」


2人とも軽く自己紹介をしていた


「寺脇夕依です。仲良くしてね」


それからは5人で他愛のない話しをした


愛花と夕依も打ち解けたみたいだった


杏莉も夕依も久しぶりに親友に会えて楽しそうで常に笑っていた