【完】想うのはこれから先も君ひとり

そして、愛花の家に着いた


「優斗、杏莉。こっちだよ~」


愛花は外で待っていてくれた


「2人とも仲直りしたんだな。」


丈瑠さんがコーヒーを飲みながら近付いて来た。

久しぶりに見た気がする


「今日は俺の運転な?」


瑠夏さんは遠くなると運転が出来ないらしく丈瑠さんが運転してるんだとか…


「さっ、乗ってね」


瑠夏さんに促され後部座席に乗る


8人乗りの車に乗り込む


1番後ろには愛花と優雅


そして手前の席にはあたしと優斗


「杏莉、寝たかったら寝てろよ」


車が動き出しあたしの体調を理解して言ってくれてる優斗


長時間、車やバスに乗ってると疲れやすくほとんど寝てるんだ


よく見ると愛花も優雅君に寄りかかり眠っていた


あたしは優斗の手を握り寄りかかって眠りに就いた


優斗と一緒なら大丈夫…