【完】想うのはこれから先も君ひとり

「だから、未優さんに怒られてたのか…。案外、独占欲強いからな」


「でも、お前だって愛花にキスして出てきたんだろ?」


「まぁね。お互い様だな」


俺たちは2人寂しく登校した


「ゆーと!!ゆーが!!愛花と東条さん居ないんなら一緒に遊ぼーよ。」


数人組の女達がやってきた


あぁ、また厄介なものに捕まったな


「優斗、俺、鮎川に呼ばれてたから行くな?」


あっ、コイツ逃げた


後で覚えとけよ!!


「ねぇ、優斗遊ぼーよ。東条さんなんて放っておいてさ。」


今の状況の杏莉を放っておけるかっての!!


「ごめん。俺、杏莉以外興味ないから…」


「えっ?あんな地味な子の何処が良いの?」


名越みたいに金髪で化粧の濃い女が言った


「地味?お前みたいな金髪で化粧の濃い女に言われたくねーよ」