【完】想うのはこれから先も君ひとり

-----翌日


朝、いつもより早く目が覚めて学校へ行く準備をした


朝食は食べずにコンビニに寄る


そして、朝ご飯とお茶そして、杏莉が好きなヨーグルトを買って病院へ行く


-----トントン


「どうぞ」


「姉貴、おはよ。まだ、杏莉寝てるんだな」


「早かったわね。まぁ、あんたのことだから心配で寝れなくて早く来たんだろうけど…」


姉貴には見透かされてるな…。


「まぁ、いいや。あたしもちょっとコンビニ行ってくるからあたしが帰って来るまで宜しく」


姉貴は財布と携帯だけを持ち出て行った


「…ん?」


「杏莉?起きた?」


「おはよ。ごめんね…」


顔色はだいぶマシになってる


「謝るなって。ヨーグルト買ってきたけど食べるか?」


小さく頷いた杏莉を支えながらゆっくり起こす