【完】想うのはこれから先も君ひとり

家に帰ったのは良いものの…


やっぱり杏莉のことが気になって仕方ない


俺ってこんなに心配性だったっけな…?


杏莉に出会って本気の恋を知って…


杏莉に出会わなかったらつまらない人生を送ってたな。


ふと、杏莉が使っている部屋に入ってみる


すると、俺があげたノートと鉛筆がテーブルの上にあった


そのノートをパラパラとめくってみる


そこには、可愛いイラストや雑貨や洋服のデザイン


杏莉にこんな特技があったんだなんて。


この前、買い物したのもこれを描くためだったんだ。


やっぱり親子なんだな…と実感させられた


これを大志さんに教えたら絶対に喜ぶだろうな。


暇だろうから明日、持って行ってあげよう


俺は明日の準備をし杏莉に持って行く物を揃えてから眠りに就いた