【完】想うのはこれから先も君ひとり

-----翌日


結局、寝れずに朝を迎えてしまった


今日から2学期が始まる


だけど、隣に杏莉が居ないから楽しみがない


あっ、杏莉見つけた


でも、杏莉に笑顔はない


笑ってても作り笑い


今までずっと一緒に居たから分かるんだよ…


「ゆーと!!おはよー」


金髪の女…コイツ誰だ?


「お前、誰?」


「ひっどーい!!夢乃だよぉ?覚えてないの?」


夢乃…?そんな奴居たっけな?


「名越夢乃(ナゴシユメノ)だよ」


そんな奴、居たなぁ。


「昔みたいに遊ぼーよ。夢ね、優斗好きなの」


コイツに好きって言われても嬉しくねー!!


しかも、コイツは甘えたい時、自分を名前で呼ぶ


「ごめん。俺、好きな奴居るから。それに今と昔は違う」


杏莉以外、考えれない