【完】想うのはこれから先も君ひとり

~♪~♪~♪~


着信・辻岡優斗


出たくないけど出てみる


だけど、話さない


「杏莉!!お前何処に居る?」


探してくれてるんだ


でも、ごめんね?


優斗に合わす顔がない


あたしは何も話さず電話を切った


そして、愛花の家に行く


-----ピンポーン


「はーい。ちょっと待っててね」


愛花が出迎えてくれた


「杏莉?どうした?」


話したいけど話せない


「とりあえず中に入って。あたしの部屋に行こ。パパ達居なくてあたし1人だから」


瑠夏さん達居ないのか…


でも、逆に良かったかも。


いつ入っても可愛らしい愛花の部屋


「で、何があったの?教えてくれる?」


あたしは言葉に詰まりながら今まであった出来事を話した


愛花は優しいから最後まで聞いてくれたんだ。