【完】想うのはこれから先も君ひとり

「釣り合ってないことくらいあたしが1番分かってますよ…。」


可愛くないし優斗には迷惑掛けてばっかりだし。


「じゃあ、さっさと別れて…。別れなかったらどうなるか分かってるわよね?」


泣きそうだよ…。


でも、泣かない


「別れます。」


「それで良いの…貴女は地味なんだから地味に過ごしてれば良いんだよ!!」


一発あたしの頬を叩いて去っていった


優斗に合わす顔がない。



~♪~♪~♪~


「もしもし?」


あたしが咄嗟に電話したのは愛花だった


「あいかぁ…。今から愛花の家行って良いかな?」


「どうしたの?今日はバイトなくて家に居るからおいで。」


「詳しくは後から話すから。じゃあ、今から行くね」


あたしは電話を切り愛花の家へ向かう


優斗はまだ来ないみたいだし良かった