【完】想うのはこれから先も君ひとり

優斗の作ってくれた朝ご飯はとても美味しかった


「ご馳走さま。食器はあたしが洗うね?」


「ありがとう」


優斗に食器を洗ってもらいあたしは洗い始めた


食器を洗ってる時って無心になれる


「よしっ!!終わり」


「杏莉、着替えて来い」


あたしは白いワンピースに着替える


靴を履くからレギンスも着なきゃね。


もっと可愛くてオシャレになりたいな…。


なんて思いながら優斗のところに行く


「似合ってんな。そのワンピース姉貴が選んだヤツだろ?」


褒められるなんて思ってなかったから嬉しい


「真っ赤になっちゃって可愛いヤツ」


「あたし、可愛くないもん!!」


プイッと顔を背ける


すると、後ろから抱きしめられた


「愛花と全く同じこと言ってるんだな。でも、杏莉は可愛いよ?」