【完】想うのはこれから先も君ひとり

優斗は文句一つ言わない。


あたし、優斗のお荷物になってないかな?


「杏莉、おいで?」


ベッドに寝転がりあたしを呼ぶ


あたしはニコッと微笑んで優斗の隣に寝転がった


すると軽くキスされた


「不意打ちすぎ」


「杏莉が可愛かったからさ」


なんて言いながらあたしのお願い通りにギューッと抱きしめてくれる


優斗が抱きしめてくれると温かくて心地よい


「優斗、今日はありがとうね?」


未優さんにも優斗にもたくさん買って貰っちゃった


「いや。こちらこそありがとうな。姉貴が杏莉に会いたいなんて言うからついて来てもらって…」


「ううん。良いの…あたしも凄く楽しかったし気分転換出来たよ」


初めてのことだらけで戸惑ったけど…


「そっか。今日はもう寝ような。おやすみ」


軽くキスをされ優斗に抱きしめられながら眠った