【完】想うのはこれから先も君ひとり

「開けて良いの?」


「良いよ。」


優斗からの了承を得て恐る恐る開けてみた


中にはネックレスとリング


「これって高いよね?」


あたしが好きなアクセサリーショップの高いヤツだから…


こっちに引っ越して来て愛花と買い物に来た時に見つけたんだ。


だけど、あたしが買うのは安いヤツだから…


「これ、俺とお揃いな?」


……えっ?


お揃いって聞いたら何だか嬉しくなった


「気に入ってくれた?」


あたしは笑顔で頷いた


「でも、良かったの?」


「もちろん。俺がしたかっただけだから気にすんなよ」


そう言って箱からネックレスを取り出しあたしに付けてくれた


「これを選んで正解だったな」


優斗も満足そうに微笑んだ


まさかプレゼントなんて貰えると思ってなかったから嬉しい