【完】想うのはこれから先も君ひとり

並んでいたのは和食


盛り付けからして美味しそうだ


そして、3人で座って食べる


未優さんの料理は本当に美味しかった


だから、いつも以上に食べたかも知れない


食べ終わり本当はあたしが食器を洗わないといけないんだろうけど…


優斗が全部やってくれていた


気付いたらお茶まで淹れてくれて…


本当に何から何までお世話になっている


未優さんとあたしの会話には入らず片付けながら聞いていただけだった


「じゃあ、あたしは帰るね。杏莉ちゃん、またね」


未優さんは慌ただしく帰って行った


「相変わらず賑やかな奴だな」


優斗はそんなことを言ってるけど表情は嬉しそうだ。


「でも、あたしは楽しかったよ?」


ほとんど誰かと出かけることなかったから未優さんとの時間が凄く楽しかった