【完】想うのはこれから先も君ひとり

姉貴とも打ち解けたようで良く話すようになっている


雑貨を見たり洋服を見たりとても楽しそうだ。


どんな杏莉を見ても愛おしくて仕方ない


こんな俺が1人の女の子を好きになるなんて思わなかった


「姉貴、俺もちょっと見てくるな。」


「分かった。また此処に戻って来てね。」


「分かった。杏莉、また後でな」


俺は杏莉の頭を撫でてから1人で行動を開始した。


着いた先は若者に人気のアクセサリーショップ


ここを選んだ理由は杏莉に何かプレゼントしたいと思ったから…。


とは、思ったものの何をあげたら良いか分からない


「いらっしゃいませ。お困りですか?」


1人の店員に声を掛けられ顔を上げた。


「彼女に何かあげたいんですけど、何が良いか分からなくて…」


此処は正直に相談してみよう