愛花が入院して話す人が居なくて寂しい日々を過ごしていた


優斗君と優雅君が一緒に居てくれるけどね。


「杏莉ちゃん、愛花が居なくて寂しいでしょ?」


あたしは素直に頷いた


「そういう優雅君だって寂しいでしょ?」


「まぁね。でも、今までが無理しすぎてたからたまには休んでもらわないと」


優雅君は愛花の性格を理解してるから言ってるんだ。


「愛花は人に迷惑掛けないようにって思ってるから無理してるんだよね」


確かに無理してる


だけど、それは愛花の強がり


「杏莉ちゃん、愛花と仲良くしてあげてな?」


あたしは笑顔で小さく頷いた


「何、2人で仲良く話してるんだよ」


「愛花のことだよ」


不機嫌な優斗君は園そのままにして普通に授業を受け移動中は優斗君に支えられ過ごした