私だけを愛して。

「４年前…」

４年前…？

「４年前のこと覚えてるか？
あの神社でのこと…」

４年前の神社…
あの神社って…

「嫌だ…ごめんなさい…
もうしないから…だから…
だから…殺さないで…
私が…悪かったんだよね？
ごめんなさい…ごめんなさい」

私は知らない間に
そう叫んでいた…

「茉亜耶…？どうした？
なにがあったんだよ？
俺は…茉亜耶を殺したりなんか
しねぇーよ。」

私はもうなにがなんだか
わからないくらい
パニックになっていた…。

魅羽斗が…成哉に見えてくる…