「これもプレゼント? 一年に一回しか言ってくれない?」 「俺は、言いたい時に言いたい事言うんだよ」 ごもっとも……です。 だけどね 「遼也、他の女の子とご飯食べに行かないで」 「なんだ、そんなことで……」 「バカ」 掠れる声を誤魔化すように愛しいその手に口付けを落とす。 この意地悪な手 好き…… 涙が一滴こぼれた。 好きなんだよ 好き過ぎて泣けるくらいに大好きなんだよ。 何を言われても 何をされても 気を使って 疲れ果てても 他の女の子になんか渡したくない。 一緒にいたいんだよ。