……―――― ―――― 12:00 reservation ホテルの空調の音で目を覚ます。 油性のペンで書かれた文字は、少し薄くなっていたけど確かに書かれていた。 『一緒に飛ぼう』 少しかくばった男の人の文字。 『飛行機って凄いよな……あんな大きな機体で地球を飛び回ってる。それに関わる仕事って、どれも凄いと思う』 誰だっけ?