教室からみんなでて 絵利香を見ると寝ていた。 寝ている顔をじっくり見てみると 昔の面影はうっすらのこっていた。 「おい!おい!」 絵利香の体をゆすった。 「ん・・んん・・・」 ゆっくり絵利香は顔をあげた 「だ・・れ?・・・キャ!!!」 絵利香が触れていた俺の手をはたいた。 「ご・・ごめん・・・」 「あっ・・こっちこそごめん・・・。起こしてくれてありがとう。」 絵利香はそのまま教室をでようとした。 「おっ・・・おい!」 俺は勇気をふりしぼってやっとでた声で 絵利香にしゃべりかけた。