10センチメートル☆ロマンス





 彼の真っ直ぐな瞳に、私は恥ずかしいけど……触れて欲しくなってしまった。



 私は顔に集中する熱を感じながら、蒼くんのシャツを引っ張る。

 しゃがんでるけど、私より少し上にある彼の目を、見上げた。




「……?」


 彼は一瞬、不思議そうな表情をしたけど……真っ赤な顔で見つめている私に何かを感じたのか、真顔になった。






 ゆっくり顔を傾けながら、目蓋を伏せていく彼。


 私は恥ずかしくなり、ギュッと目を瞑る。






チュ…









 ―――お で こ ?