なに…?



一弥はあたしの上から退く。


「男を簡単に誘惑するなよ☆」


と、いつものあたしをからかうときの笑顔。



一弥は、わざとこうしたんだ。


男を誘惑したらどうなるかってことをあたしに教えるために。



「エロ教師!!」


あたしは枕を一弥に投げつけ、ソファーに寝転ぶ。



最低!最低!最低!!


一弥なんかもう知らない!!