bitter×bitter


きっと、今日も。


「…感じないの?」


「ちっとも。」


「チッ。くそアマ!」



怒鳴り、あたしの頬っぺたを叩く。


ほらね。



エッチした女が感じないなんて、男のプライドが許されないんだろうね。


「あたし帰るから。
あ、別れようね。」



それだけ言い、カラオケ店を出る。