でもただ見てただけで 話したりはしてないし 当たり前のことながら 名前や学校なんて知らない。 だから 今日から通う学校に 期待をよせていた。 あの男の子が いるんじゃないかって。 「いってきまーす。」 ドキドキしながら 学校まで向かう。 あの男の子がいると 信じながら...。