「どうしたかずさっ!?」 「あの人がお兄ちゃんにお菓子あげてるひとだよ!」 そう。 私とかずちゃんが見る先には秀くんに声をかけてるふみかさんの姿があった。 「え?うちに声かけてきたケバい女じゃないんだけど...。」 「そうなの?」 うーん、とまだ若いのに眉間にしわを寄せる勢いで顔をしかめるこっちゃん。 「ほらやっぱり!私の思い違いだったんだって。だから帰ろう!ねっ?」 ここぞとばかりに私は2人に再び帰りを促す。 今度は2人の手を引っ張りながら。