「召使いって・・・お前いいところの娘なのか??」 ニーナが口を開いた瞬間別の声が聞こえた。 女の声だ。 「いいところも何も、ニーナ様はこの王国の姫だ」 俺が振り返ると黒い髪をポニーテールにした猫目の人魚がいた。 闇色の目がこちらを軽蔑したように見る。 「セイラ?」 ニーナが問う。 「覚えていただき光栄です」 セイラと呼ばれた女は顔と似合わず高音で答える。