だから、朔夜が天体観測に行く時は、必ず僕が天体望遠鏡を担いでいて。 半年も経つと、それが当たり前になっていて。 一年も経つと、二人で天体観測をすることが普通になっていて。 僕は、 気付けばどうしようもないくらい、朔夜と夜空の星にのめり込んでいた。