虹のような広い心で [下]

ベッドの上に手をそっと重ねた



ここで・・・愁に抱かれるんだ



考えても考えてもどんなことをされるのか分からなくて、ただもっと近くに行きたくてそなたが教えてくれた言葉を言っただけ



誰とも付き合ったことのないあたし



親から教えられないこの行動



あたしにはわからないことばかりで、焦るだろうなと思っていた



少したって愁が部屋へ戻ってきた



「温かいココアでいい?」
「うん。ココア大好き」



愁の手からマグカップを受け取った