虹のような広い心で [下]

「ねぇ、やっぱりそうだって」
「えっやっぱり双子?」





双子?




気になったあたしは周りを見渡した





でも、誰も双子なんかいなかった




しかも周りを見るとまわりの人と目が合った




その視線に築いて下を向いた





「やっぱり双子なんだよ」
「でも、仲悪くない?」
「どっちがお姉さんなんだろうね」